これまたなんとも感想いいにくい内容…
少なくともあのマトリクスの18年ぶりの新作という期待値に答える作品ではなかったと思うが、適度に複雑な設定、適度に派手なアクション、適度に今あらためて作る理由もあって、決して退屈な映画ではなかった。
いっそ、哲学的で難解な方向か、商業的なエンタメ方向のどちらかに振り切れてたら、賛否分かれるだろうけど、好きな人は好きな作品になったとは思うが、バランスとったせいで誰にとっても中途半端な作品になってしまったような気がする。
アクションはもちろん前作よりはアップデートはされているものの、今の他の作品と比べての目新しさはそんなになくてちょっとがっかり、ことアクションに関してはジョン・ウィックがマトリクスの後を継いだ感はあるなぁ(今度、イエン・ウーピンの弟子筋のドニーイェンも出るし…)
まぁラナ・ウォシャウスキー監督が、これでやり残したことやり切れたんだったら、いいんかな。
そんなに退屈な映画ではないし、そんなに難解でもないんで、期待値あげずに気軽に見る分にはいいんじゃないでしょうか…