前作ジェネシスは、個人的には結構好きで、あの時間線でフランチャイズにしてくれてもよかったんだけど、興収はあまりよくなかったようで、あらためてリブートとなった模様。
ジェネシスはプロットひねりすぎ感はあったけど、今作は基本に返ってかなりベーシックな感じ、未来からきた殺すモノものと守るモノっていうT1やT2と同じ構造。
ただ主人公（の一人）が中米系だったり、女性が守られる存在ではないというところなど今の時代にあわせてアップデートはされとります。
ネット上ではまどかマギカだったみたいな感想もあって、なるほどと思った次第。
追う側の新ターミネーター(rev9）はT1000の拡張版といった感じで、前作のマイクロマシニングのやつのほうが強そうではあったかな、まぁそのあたりも原点回帰なのかな。
タイトめな上映時間内にいかにもターミネーターなアクションが詰まってて非常に楽しめたけど、リブートに成功したかどうかは微妙かな。
この世界の続きをもっと見たいって観客に思わせないとフランチャイズは厳しいと思うのよねぇ、ターミネーターって基本的に今の世界に、異物が入ってきてわちゃわちゃする話だからユニバース感が乏しいのよね。
まぁ、時間跳躍ものなんで、いかようにも新しい時間線つくれるのがこのシリーズの便利なとこなんで、今回は今回で終わらして、また新しいターミネーターを描くってのもでもいいのかもしれない。
新しさはそんなにないけどターミネーターを見たって気にさせてくる作品でした。
ターミネーターってこういうのでいいんだよなぁ（ゴローさん風）
