ようやく読み終わった!
翻訳本「死に山」の書評ブログを見て欲しいと思ったけど、ちょっと高くて躊躇してたら、原著がKindleでどえらく安くセール(たしか300円くらい)してたんで思わず飛びついんやが、やっぱり英語だと読み切るのに1年以上かかったな…
この本の影響もあってか昨今かなり有名になった感のある旧ソ連時代の謎多いハイカー遭難事故、いわゆるディアトロフ峠事件のノンフィクション
この事件に魅せられたアメリカのドキュメンタリー監督が実際に厳冬下に現地まで行って、彼の中での真実にたどり着くというね
章ごとに当時のハイカーの行動、遭難後の捜索隊の行動、そして現代の著者の行動が描かれる構成
必然的に当時のソ連の様子などにも筆が割かれているので、興味深くはあるんだけど、謎を知りたくてこの本に手を出したので、早く結論に辿り着いてくれとか思いながら読んでた
途中一歩ずつ読み進めてきただけに、最後の(著者の思う)真相に辿り着くところはカタルシスでしたな
そしてそれをもとに再構成されたハイカーたちの最期が胸を打つ……
しかしまさに「死の山」やったんすなぁ
犯人はヤマ…