ダジャレ犬の記録

主に数年後の自分に向けた日々の記録。アメコミ(マーベル)や映画の感想なども。

最後の決闘裁判 (The Lat Duel)


藪の中(映画で言うと羅生門)スタイルで3章構成でそれぞれの目線から事件が語られる作りで、中編映画3本観たくらいのボリューム感。
藪の中(羅生門)ほどは見方は違ってなくて、実際にこのくらいの差はありそうだなぁくらいのバランスが現実的。
前2章で絡れた元親友同士の確執を描いて、3章でモノ扱いされてきた彼女の物語に回収するのか見事でありました。
マット・デイモンがプロレスラーばりの脳筋騎士を見事に演じていたし、いつも(悪い意味じゃなく)異質感あったアダム・ドライバーがこの映画だとジャストフィットでありました。
もちろん実質主演のジョディ・コーナーも素晴らしかったです。
まぁ今更だけど、フランスの話なのに全編英語なのは若干気になる…シャルルがチャールズって…

 

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